決算発表,そこには東芝の姿はなかった。あとパソコンの話。

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電気大手の第一四半期の決算がでたようです。

日立,ソニーの好調と,シャープの赤字が止まらないことが報道されています。

富士通NECはいつも赤字のような気がするが気のせいかしら。

そして東芝は決算発表すらしていないと。

憤りを覚えます。

 

日本の人口が減る中,企業は国内だけの事業では売り上げも収益も拡大させることは難しくなっています。

また,海外に展開していても,コスト競争にさらされていては収益は上がりません。

ヨーロッパでも,富士通のパソコンを持っている人がけっこういます。頑張ってるなーと思っていましたが,ユーロ安の影響で富士通のパソコン事業は赤字のようです。

 

すでに何年も前から,パソコンは特別なものではなくなっています。

ノートパソコンの高機能化と低価格化には驚いています。

10年前,一般家庭や大学生はみんなデスクトップを使っていました。

ノートパソコンはとても高かったのです。

今ではデスクトップを買う人はいなくなりました。

一部のヘビーなゲーマーを除いては。

 

テレビと同じで,パソコンが組み立て産業になってしまった時点で,

事業としては成立していないのかもしれません。

もしかしたらどこも赤字なのかもしれません。

パソコンのシェアが高くても,赤字垂れ流し事業では先がありません。

いつの日か,パソコンもワープロのような忘れられた存在になってしまうのでしょうか。